外断熱と使用断熱材

外断熱について

外断熱の種類の図

①、②、③すべて外断熱と呼ばれています。

召田工務店の採用している「カネカのお家 ソーラーサーキット」は基礎~躯体~屋根とすべて構造体の外側を断熱材ですっぽり覆います。→①
いわば《完全外断熱》のお家です。

各社いろんな外断熱を採用していますが、ほとんど②、③の断熱方法ではないでしょうか?

①完全外断熱について・・・

基礎外断熱により床下の地熱の恩恵を得ることができ一年中快適温度をキープできます。
夏は床下のヒンヤリ感が床へと伝わり、冬は床暖房のような設備を導入しなくても足元が冷えにくく、床下の給水給湯管への凍結防止帯の設置もいりませんので節電=省エネ性が向上します。
また基礎に埋め込まれた土台を締め付けるアンカー(金属)も冷えることもないので結露で家の大切な構造体の土台を腐らせることはありません。
このようにメリットが多いのに基礎外断熱を採用する住宅が少ないのは、断熱材の白蟻被害の危険があるからです。

防蟻工法 ターミメッシュフォームシステム

召田工務店ではターミメッシュフォームシステムを採用し、断熱材の表面にシロアリが通り抜ける事が出来ない網目を有する高品質のステンレスメッシュを設置し、物理的に進入を防ぎます。それにより有害な薬剤を使わないので、薬剤が揮発して健康に被害を与える心配がなく、一旦取り付けると薬剤のような再処理の必要がありません。

躯体の外断熱は熟練の職人が現場加工し施工することで断熱材を隙間なく張り合わせていきます。気密性を高めて防音性もUPします。
グラスウール等を柱間に充填する内断熱と違い空間をふさがないので、ソーラーサーキットの家の特徴であるインナーサーキットの通気スペースを確保することができます。

屋根断熱は屋根からの熱の出入りを抑えることで冷暖房の効率が向上し、光熱費の削減につながります。特に、屋根から逃げる熱は全体の約30%にも達すると言われており、屋根断熱はその対策として非常に効果的です。
また2階、屋根裏(小屋裏)スペースの室温に差がでます。
夏は焼け込みを防ぎ、冬は外気に影響されないので、屋根裏収納や隠れ家的なパーソナルスペースにもご活用いただけます。

召田工務店では上記の理由により『完全外断熱』の住宅をお勧めいたします。
基礎から屋根まですっぽり断熱材で隙間も切れ目もなく張ることが熱橋を無くし、一番断熱効果が発揮される条件であると思っています。

断熱材について

外断熱の断熱材

● カネライトフォームスーパーEX 
(標準仕様:厚さ60㎜   ご希望に応じ付加断熱、厚さ75㎜に変更可能、)

  • 断熱性能  熱伝導率 0.024w/(m・k)
  • 圧縮性能  圧縮強さ 20N/㎠
  • 吸水量   0.01g/100㎠以下
  • 安全性・環境性 JIS燃焼性規格合格、発泡剤のノンフロン化/PRTR対象物質のゼロ化を実現。